アフリカシエラレオネで活動中、エボラウイルス感染が懸念されてドイツに移送された韓国人緊急救護隊の医療スタッフ一人の
観察治療を担当しているドイツの専門病院側が1月3日(現地時間)に記者会見を開き、患者の状態に対処する状況を詳しく説明しました。
ベルリンのシャリテ医科大学病院(Charité University Medicine Berlin)の医療スタッフはこの日の記者会見で、
韓国の医療隊員がベルリンに到着した事実を確認し、5日前に指の皮膚に注射針が触れた跡があると明らかにしました。
医療スタッフは、発熱などの感染症が懸念される症状が発見されていないが疑われる患者の状態が良好で、
搬送後の最初の採血検査で陰性判定が出たと明らかにしました。
韓国人緊急救護隊の医療スタッフ一がエボラ感染が懸念されるまでの日誌の紹介から現在の様子まで調べました。
韓国人エボラウイルス感染懸念関連日誌
2014年12月
13日 | 韓国人緊急救護隊一陣(民間医療陣ー5名、軍保険人力ー5名)派遣 |
14日~20日 | イギリスで事前訓練 |
20日~26日 | シエラレオネ 現地適応訓練 |
27日 | 韓国人緊急救護隊一陣、患者治療開始 |
30日 | 韓国の医療隊員1人が、患者血液を採取中動いたため手袋が破れ皮膚に針が触れた事故発生(エボラ患者は死亡) |
31日 | 韓国政府はWHOと合意し韓国の医療隊員をヨーロッパーに移送決定 |
2015年
1月1日 | ベルリンのシャリテ医科大学病院が韓国の医療隊員治療意思表明 |
1月2日 | 韓国の医療隊員、発熱や嘔吐などの症状表れなかった |
1月3日 | 韓国の医療隊員、精密検査の為ドイツ移送 |
1月10日 | 韓国人緊急救護隊二陣派遣予定 |
1月20日 | 韓国の医療隊員、エボラ潜伏期間(21日)終了および韓国帰国可能視点 |
1月24日 | 韓国人緊急救護隊一陣活動終了予定 |
事故の経緯
患者を担当するフランク·バーグマン博士は12月30日(日本時間)、シエラレオネの首都フリータウン付近のエボラ治療所で患者の血液を採取している途中、エボラ患者がひどく体を動かして左手の人差し指の皮膚に針が触れた。
3重の保護手袋をつけていたが、患者が動いたため患者に使った注射器の針で手袋が破れて、
韓国の医療隊員は皮膚に注射針がかすめたような感じを受けたと報告した。
当時、患者の体にはエボラが非常に多くの翌日死亡し、これは韓国の医療隊員がエボラに感染する危険性が非常に高いことを意味する」と明らかにしました。
韓国の医療隊員がドイツに移送された理由
病院は疑いの患者が、ドイツに移送された理由について、患者の匿名性を確保するための措置と説明しました。
高伝染性エボラに感染した患者を担当するフランク·バーグマン博士は「韓国政府が欧州に治療支援を要請したため、韓国の医療隊員が韓国に行かなかったとして何よりもまず、距離的にドイツに来る方が近かったし、2回目の理由は韓国の医療隊員がヨーロッパで治療を受ければ、韓国でよりも彼の匿名性が保証が確実だと述べました。
又「韓国政府と医療スタッフができれば彼に対する具体的な内容を明らかにしないでくれと要請した」として、韓国の医療隊員の職業、年齢、性別、など身元については明らかにしなかったです。
韓国の医療隊員の現在の様子
韓国の医療隊員は、現在までにエボラ症状が現れなかったですが、潜伏期間が16日残っており、これまで集中的に観察します。と話しました。
バーグマン博士は「症状が現れたらエボラ治療実験薬で治療する」つもりで、「この薬は、欧州連合の規定に適合している承認を受けたし、予後が良い見込みです」と付け加えました。
まとめ
日本でも多くの方が無事に韓国に帰って欲しいね!感染されないでほしいね!などの心配や応援の話もありますね!
韓国の医療スタップだけではなくアフリカでも早めにエボラが無くなって欲しいです。
まだ、エボラの潜伏期間が16日残ってるので、誰よりつらい時間を過ごしてる人は韓国の医療スタップだと思います。
1日でも早く元気になってください!
コメント